2013-04-12

僕は「村上春樹」を当分読まない!と決めた…

タイトルは、「ニュースの基準」とするつもりだったけれど、急遽変更してしまった。
今日の、TV・ラジオ・新聞など、すべてのニュースで『村上春樹の新刊本が発売された…』と伝えていた。なんで?この人の新刊本のことが、ニュースになってしまうわけ?
某N*Kのローカルアナウンサーに至っては、、番組のなかで、『これは3年前に出版されてベストセラーとなった「1Q84]、これ、僕の家から持ってきたんですが、わくわくしながら一夜で読んだ記憶があります。そして、これが、今日買った村上春樹の本。これも、どんな村上ワールドが展開するのか?今からワクワクしています』なんて、絶賛モード。こんなニュース、初めて聞いた。そして、次に「北」のミサイルが発射されるかもしれないニュース。これも、発射する前から恐怖を扇動し過ぎている。発射されたら、、『ただ今発射された模様です』とだけ伝えればいい!万が一、日本の陸地に落ちてしまったら、、「自衛隊は迎撃に失敗しました…」とでも伝えるつものだろうか? そして、ニュースの3項目は「福島原発の汚染水漏れ」、これぞ、、第一項目ではないのか?東電の緊張感の無さを糾弾するべきニュースのはずなのに、さらりと述べるだけ…。

今回の本は、、直前まで内容はもちろんのこと、表紙のデザインなども一切明かされないままの出版…なんて騒がれているが、、これは、ただ単に、出版社の如何に売らんかな!の戦略が見え透いている。例えば、、安倍公房の新刊本が、どんな内容のものなのか?誰が装丁するのか?分からないまま、、手にしていた。ミステリ作家が次に出す本は、こんなトリックの本です!なんて、、公表するわけがないわけだし…。

注目していたある方のBLOGに、、『この国にある"たけし信仰"ってのも不思議で仕方がないのだが、あれはどうやって生まれたのだろう?マスコミなんかもそうだ。有名人ともなれば、どんな立場にいようと、なにごとか悪意のある記事を書かれるものだが、たけしだけは絶対に攻撃の対象にならない。大マスコミから地下出版まで、口を揃えてたけし賛歌を歌いつづける。なんなの?あれ?それほどのものじゃないだろう。あのオッサンと思うのだがな。この日本中を巻き込んだ新宗教の正体ってなんだ?気持ち悪くてならない。』と、書いていらっしゃる。同感…。

さっ!今晩から、安倍公房を読むことにしよう!