2021-10-02

JAZZ研…

森山威男のこの "Flash Up"。今や 高額なものとなってしまい とても手が出ない。友だちの友が これを持っているとのことで さっそく頼み込んで貸してもらい聴いている。
これでもか! これでもか!と繰り出される複雑でもあり熱狂的で思わず引き込まれてしまう音の重圧…。この作品を聴いていると 力強いパフォーマンスに圧倒され 無我夢中で没頭かつ熱狂し 気が付いたら没頭のあまり抜け殻になった自分がいる…気持ちにさせてくれる。
BGM : "Flash Up" / Takeo Moriyama Quartet


MOVIE研… "MINAMATA"

 先に投稿した ユージンスミス関連で 映画 "MINAMATA"を観てきました。水俣病の取材を続けこの公害を世界中に知らしめた写真家と公害闘争のストーリーだ。
ウィキペディアによるユージンスミスの紹介文を引用しておく。

1972年1月7日、千葉県市原市五井にあるチッソ五井工場を訪問した際、川本輝夫率いる水俣市からの患者を含む交渉団と新聞記者たち約20名が、チッソ社員約200人による強制排除に遭い、暴行を受ける事件が発生した[7]。ユージンもカメラを壊された上、コンクリートに激しく打ち付けられて脊椎を折られ、片目失明の重傷を負った[8]。ユージンの後遺症は重く、複数の医療機関に通い続けたが完治することはなく、暴行の容疑者は不起訴処分となった。この事件でユージンは「患者さんたちの怒りや苦しみ、そして悔しさを自分のものとして感じられるようになった」と自らの苦しみを語った。ユージンはチッソを告訴することも勧められたがそれを拒み、その後も水俣市と東京都内を行き来しながら、患者らの後押しを受けて撮影を続けた[2]