国禁を犯すような要求を、アメリカという大国から突きつけられる。受け入れれば、国内に大きなひびが入る。かといって拒めば、相手はどんな策に出てくるか分からない。
ペリーの黒船来航で青くなった幕閣を想像しつつ、きのう、太平洋の向こうから中継されてくる日米首脳会談の映像を待った。公開された冒頭部分は約30分。やや胸をなで下ろしたというのが正直なところだ。
予定されていたワーキングランチが中止されたと聞き、ホルムズ海峡への艦船派遣について、いよいよ強硬に求められるのだと危惧していた。だが意外にも、トランプ大統領は「日本は十分に取り組んでいると思う。NATOと違う」。米国での小型原子炉の建設など、11兆円という巨額の手土産が効いたのだろうか。
とはいえ相手は、きのう白と言っていたことを、きょうは黒と言ってはばからぬ人物である。これですっかり懸念が晴れたと考えるのは、早計に過ぎる。
外交とは、自国のために虚偽を申し立てる愛国的術策である、とはビアス著『悪魔の辞典』の有名な定義だ。「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」という高市首相の発言も、そんな術策の一つだったと思いたいが、ではそれだけで良かったのか。
世界が注目していた会談である。これまでのところ、高市政権は米国のイラン攻撃について一切批判しない姿勢を貫いている。日本が、おべっか使いを哀れむような目で国際社会から見られるのだとしたら、たまらない。
朝日新聞3月21日
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車を降りるやトランプにしがみついて おもねる総理を見て嘆かわしく見るか? 高市総理だからこそ親密な日米関係が築かれている?と見るか…。そして「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思います」と こびへつらうか? 身勝手に戦争を起こし中東の平和と繁栄を崩したトランプの蛮行を称える発言を見ていると 滑稽にさえおもえて仕方がない。
そんなことで 嘆いているより 桶狭間をぶらりする「ブラタモリ」と それに続いて 「MUSIC SPECIAL 中島みゆきオールタイム・リクエスト」の放送があることにワクワクしています。

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