2022-08-14

JAZZ研…

 台風一過の青空とはならず 曇り空。むかしむかしは このお盆の時期がいちばん陽射しも強く暑かったのに 最近はお盆のころから涼しさが感じられるようになってきた。

夏休みに入って 読書老人や JAZZ聴き老人 引きこもり老人をつづけていたが 今日は FamousDoorにお邪魔した。先週からの課題であった ジョージコールマンの "Moment's Notice"。楽器編成がことなるので比べてはいけないのかも?ですが トレーンの方が スピード疾走感があるような気がいたしました。
そして ディヴホランドの"Conference of the Birds"を聴かせていただいた。二枚目は ディヴホランドにサムリヴァースとアンソニーブラクストンが加わった FREE JAZZ。S リヴァースと A ブラクストンが熱演してて じつに素晴らしい。 

さて!! 家に帰ったら読みかけの有栖川有栖の本格ミステリー"捜査線上の夕映え"を読むか…。 
あれ!! 帰宅途中 なにやら!? ミステリアスな風景に遭遇…。

JAZZ研…

これは 友だちから教えられた JAZZです。アーチーシェップ大好きだろうから…と情報提供されました。
マルウォルドロン 76歳 アーチーシェップ 65歳のときの 2002年パリ録音。
M ウォルドロンの代表曲? "Left Alone" ビリーホリデーが作詞したものの 彼女が唄う「レフトアローン」は 録音されなかったそうです。ここでは マルの朗読によって蘇ります。
そして シェップによる "Left Alone"。J マックリーンとは異なった シェップらしい 一癖ありそうな 心に染みる演奏をしています。
BGM : "Left Alone" /  Archie Shepp & Mal Waldron

マルのラストレコーディングらしいです。

JAZZ研…


コルトレーンの "Africa/Brass"は アトランティックからインパルスに移籍して第一弾録音。ジャケットにはColtrane Quartet と書いてありますが10人と13人の編成です。その中には Eドルフィーや Bリトル、Fハバード、Pチェンバース、E ジョーンズらが加わっており アレンジャーはエリックドルフィーが務めたと云われています。内容は Africa Greensleeves Blues Minorの三曲です。
その後 "Africa Brass Sessions Vol.2"が発表されます。この内容こそが コルトレーンが主張したかったJAZZが入っているんじゃないか?と…。タイトルが "Africa"ってなっているのに なんで? グリーンスリーブスやねん!? と文句もつけたくなります。コルトレーンはあくまでも自分たちのルーツはアフリカで アメリカでは未だ黒人たちが虐げられている そういった現状をこのアルバムで表現したかったのではないか?と…。 Underground Railroadを検索してみたら 南部の奴隷黒人を比較的差別の少ない東部あるいは海外へ脱出させる地下組織のこと…。
BGM : "The Underdround Railroad" / John Coltrane